株式会社 西部技研 宗像工場モニュメント
福岡県 宗像市
2020
Seibu Giken Co.,Ltd Munakata Factory
Munakata
2020
街じゅうアート in 北九州2008
小倉城公園・北九州
2008
ARTS X TECHNOLOGY
Kitakyushu
2008
一貫して鉄を素材にインスタレーションを展開してきた阿部守。今回の制作の経緯は協力企業を先に決め、工場見学の上、作品を発想するという流れ。市内の鉄鋼製造に関わる企業として、岡野バルブ製造株式会社、吉川工業株式会社、自見産業株式会社の3社に協力を依頼。岡野バルブ行橋工場にて阿部の目に留まったのは、鋳物製造に用いる砂型を作るための「金枠」。機能のみに忠実な簡素で幾何学的な造形と、長年使い込まれた金属表面の表情。吉川工業では圧延鉄板の両端を切り揃える工程で出てくる部材を巻き取ったコイル状の金属塊に着目。こちらも幾何学的な造形で圧倒的な物量感を備える。そのコイルの細部の調整作業が自見産業の広大な敷地の一角にて行われた。
作品の設置場所の小倉都心部にある商業施設リバーウォーク北九州および小倉城の堀などが「水」に深く関わっていること、また北九州の産業にとって「港」の存在が欠かせないことなどから、阿部は企業から借り受けた部材を「船」に見立てて配置し、「曳船」と名付けた。北九州市が国内有数の工業都市として「重厚長大」型の産業を担ってきたことは市民の誰もが知るところであるが、綺麗に整備された都心部に圧倒的な物量と存在感を持って配置された金属群は少なからず「非日常」な雰囲気を醸し出し、色々な意味で北九州の産業とアートに対する偽らざる姿をあぶり出す作品となった。(S.H.)(記録集より)
金沢・まちなか彫刻・国際コンペティション2004《優秀賞受賞》
武蔵が辻・金沢
2004
Kanazawa "Machinaka" International Sculpture Competition 2004
Kanazawa
2004
ルーレオ・サマー・ビエンナーレ
※現在はノルボッテン彫刻公園内に設置
ルーレオ・スウェーデン
2003
Luleå Sommar Biennal
Luleå, Sweden
2003
新日本製鐵株式会社 八幡製鐵所総合センター
北九州
1993
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Kitakyushu
1993
宗像ユリックス
宗像・福岡
1992
Munakata Yurix
Munakata
1992
東田高炉記念広場
北九州
1987
Nippon Steel Corporation YAHATA Works
Kitakyushu
1987